河野太郎デジタル相は自身のXで自民党総裁選の公約に掲げる一つとして年末調整を廃止し全ての納税者に確定申告をしてもらう案を示したそうです
必要な人に対象を絞り支援するためのデジタルセーフティーネット構築のためだとしているそうです
納税情報を細かく把握したいから個人で申告しろという事だと思いますが
現状の複雑な税制で個々人全員に申告をさせるとして
それらの申告をキッチリ処理できるとはとても思えません
まず、現状でも確定申告の時期の税務署はパンク状態なのにどう対応するつもりなんでしょう
さらに今年の申告については自民党の裏金問題のせいで混乱に拍車をかけていました
業務量の増加については検討がつきません
それから「脱税」と「記載ミス」の見分けはどうするんでしょう
現状は「記載ミス」でもペナルティが科せられる訳ですが自民党の裏金みたいにお咎め無しにしてくれますかね
そもそも河野デジタル相には、まずマイナンバーカードの運用をキッチリしてから新しい事を言って欲しいです
石破元幹事長なども金融所得課税の強化を実行したいと言ったり税金を増やす事について色々と言われますが
無駄な税金である議員報酬だとか政党助成金だとかを減らしてから議論を始めて欲しいものです
