浜松市の遠州鉄道の路線バスでICカードの残高不足に気づかず乗車した男子児童に対し運転手が威圧的な対応で謝罪を強要していたそうです
小学校低学年の男子児童が浜松市中央区のバス停でバスから降りようとしたところ、遠州鉄道のICカード「ナイスパスカード」の残高が不足しており、40代の男性運転手が注意をしたところ児童が下を向いたため、男性運転手は児童の顎を触り「こっちを向いて」と顔を上げさせたうえ、強い口調で謝罪と両親への報告を求めたということです
バスを降りた児童は別のバスに乗り継ぐ予定でしたが自宅まで約2時間ほど徒歩で帰ったとのことです
児童の家族から連絡があり事態が発覚、遠州鉄道は家族らに謝罪するとともに男性運転手を一時的に乗務から外したそうです
運転手は今回の対応は不適切だったと認め反省の意を示しているということです
「威圧的な対応」というのが、どの程度なのかが分からないのですが
料金不足なら指摘はするでしょう
運転手の対応自体は間違っていないように思います
遠鉄バスは料金一律ではなくて、下車時精算式の様なので乗り換えのバスにはそもそも乗れなかったんじゃないでしょうか
小学生低学年なら料金を払えなくてもバスに乗車させるなんていう暗黙の了解もないと思います
家族もバス会社にクレームを入れる前に自分の監督不行き届きを恥じて欲しいものです
「子どもに対して不寛容な社会」だという書き込みが見て取れましたが
公共交通機関の利用に際して「料金不足でもいい」と思わせる事の方が問題です
「寛容」や「親切」を当たり前だとして議論するのは間違っていると思います
この件によってバス運転手のなり手がまた減るんでしょうね