しんとうの感想

徒然なるままに四方山話

貴重品を装った商法による小学生被害

名古屋市内の小学校に通う小学生が同級生に現金をだまし取られる被害に遭っていたことがわかった

その額は93万円だそうです

 

純金製と偽った水族館の記念メダル、カナダの10ドル札、古い紙幣

騙されて色々と買ったのようです

 

同級生は「金は1gで9000円。価値は上がり続けるもの」と言ってメダルの購入を40万円で勧めて被害者は36万円を支払ってしまったそうです

よく聞く投資詐欺の文言です

ちょっと割引をしていてお得感を出しているあたり、巧みと言うか悪質と言うか

カナダの10ドル札は「珍しい紙幣」と言って25万円で取引したそうです

 

父親によると一部の同級生の親は謝罪し93万円のうち25万円は返金されたが70万円近くがまだ戻っていないという

 

「一部」という事は複数の同級生にカモられたいう事ですね

私の世代では大学生なんかが投資詐欺やマルチ商法に引っかかるイメージなんのですが小学生が引っかかるとは驚きです

 

純金に関しては確かに価格が上昇していますが、外国のお金や古い紙幣が「珍しい」から価値があるという発想を持つ原因は個人的には転売ヤーの存在が影響を与えているような気がします

 

「珍しいもの」「みんなが欲しがるもの」を仕入れて売る

というのは商売の基本なのですが、そこに「嘘」が含まれると詐欺行為でしかありません

 

末恐ろしい小学生がいるものです

悪い意味で