第56回ミス日本コンテスト2024のグランプリに椎野カロリーナさんが選ばれました
椎野さんの両親はウクライナ人でいわゆる「日本人的な容姿」ではありませんが帰化したことで日本国籍を取得しています
ミス日本の応募資格は日本国籍を持つ17歳から26歳までの未婚の女性
日本に帰化した人がミス日本のグランプリに輝いたのは椎野さんが初めてです椎野さんのグランプリ受賞で日本人とは何かという議論を再燃させているそうです
一般社団法人ミス日本協会が掲げる「日本らしい美しさ」という文言のせいなのでしょう
「日本人らしさ」というものを改めて考えてみると「黄色人種で黒髪黒目」みたいなところでしょうか
肌と髪と目の色って事になりますが明確な基準では無い気はしますし、中国や韓国の方もだいたい同じです
「同人種・別民族」という事ですね
黄色人種以外の方でも帰化していれば同民族なので日本人です
初期の段階で「日本人らしさ」の定義が分からなくなります
ミスコン自体がルッキズム、外見差別の象徴とも言えるのですが
ここに人種差別の要素が絡んでくるとより深刻化します
いくらダメだと言われても各々の心の中に美人・不細工の線引きはある訳で
とは言え所詮はそれは個人の好みです
あまり深く考えても意味はないと思います
こういう時、ミスチルのシーソーゲームの歌詞が思い浮かびます
友人の評価はイマイチでもShe's so cute
「国の代表を選ぶ」みたいな重々しい感じではなく
「人気投票」くらいの軽い感じで受け止めるといいんじゃないでしょうか